住宅をリフォームして固定資産税が増える場合は、建物の一部を解体して骨組みだけにするケースが考えられます。
固定資産税は、建物の特性である土地の定着性、外気分断性、用途性に基づいて評価されます。
もし建物の一部が解体され、これらの特性の一つでも失われると、固定資産税の評価が再度行われます。
その結果、骨組みだけになった建物は再評価され、固定資産税が増加する可能性があります。
参考ページ：不動産購入 税金 リフォームを行うと固定資産税が上がる？詳しく解説
一方、リフォームによって固定資産税が減少する場合も存在します。
例えば、住宅のエネルギー効率を改善するリフォームを行うと、固定資産税が減額されることがあります。
固定資産税の評価には建物の品質や価値などが考慮されますが、エネルギー効率の向上は建物の価値を高める要素であるため、固定資産税が減額される可能性があります。
建物を全て解体し、再建築する場合は、固定資産税の評価は再建築後の状態で行われます。
そのため、再建築された建物として評価され、固定資産税が増加することになります。
どのようなリフォームを行うかによって、固定資産税額が増減することがあるので、ご注意ください。