資産価値とは？
マンションの価値は、売却価値と収益価値の2つの観点から評価されます。
売却価値は、実際に売却した際に得られる金額のことを指し、一般的には市場の相場価格と考えられます。
この値段は、不動産流通機構の情報システム「レインズ(REINS)」のデータなどを参考に決定され、同様の条件や立地、築年数などが考慮されます。
一方、収益価値は、マンションを貸し出した際に得られる家賃収入の額を表します。
新築の分譲マンションの場合、一般的な賃貸マンションと比較すると、家賃を高く設定することができる利点があります。
これは、新築マンションが長期的な居住に適しているため、建物の構造や管理の品質が優れているからです。
マンションの資産価値は、築年数と共に減少する傾向があります。
新築マンションを購入し住み始めると、すぐに「中古マンション」となり、住み始めてから約6〜10年で平均して価格が約15%下落します。
特に築16年から30年の間においては、価格の下落幅がより大きくなる傾向があります。
資産価値が落ちないマンションの条件
資産価値の低下を抑えるためには、新築マンションを購入することが有効です。
その際には、立地、ブランド、住環境の3つのポイントを重要視する必要があります。
まず、立地が良いことが重要です。
新築マンションは、周辺の便利な立地条件が優れているため、何年経っても価値が保たれます。
つまり、時間が経過しても大幅な価格の下落が起こりにくいのです。
将来的に住み替えを考えるときも、新築マンションを購入した場合は、高い確率で満足のいく価格で売却することができます。
周囲の環境が魅力的なため、需要が高まり売却市場でも競争力があるからです。
参考ページ：新築 マンション 中古 マンション 資産 価値｜落ちない条件って何？
人気の高いエリアに位置
物件の立地条件を選ぶ際には、人気のあるエリアに位置しているかどうかを確認することが重要です。
人気の高いエリアでは、利便性の高さや魅力的な環境などが注目を浴び、住みたい街ランキングや住みたい沿線ランキングなどで高評価を得ています。
その結果、新築マンションの資産価値が下がりにくい傾向があります。
人々の注目が集まることにより、需要が高まり、マンションの価値が上昇する可能性が高いのです。